詳細情報および新バージョンを7月上旬に本ページに掲載する予定です。
DrawMaster は FileMaker の Web ビューア上で動作するドローアプリです
DrawMaster は あなたの FileMaker カスタム App に手書き機能を簡単組み込みできます。FileMaker に取り込んだ JPEG や PNG などの画像ファイルに、描画し保存する事が可能です。すべての環境で全く同じ動作ができ、プラットフォームを変更しても下絵とずれることなく再描画可能です。
サンプルファイルについて
DrawMasterをご購入の前にサンプルファイルにて動作確認を行えます。サンプルは30日の期限付きですが、機能は製品版と同じです。
製品概要
DrawMasterは、FileMaker 13(以上)が動作する Windows、Mac、iPad、iPhone で動作し、お客様の FileMaker カスタム App と外部ファイルとして連携、スクリプトをサンプルファイルからコピー&ペーストするなど、15分ほどで簡単に連携できます。
主な特徴
- iPad / iPhone / Windows / Mac で全く同じ動作、さらに保存時とは異なる画面サイズの端末でも下絵とズレることなく再描画できます。
- セットアップは、あなたのソリューションに2つのスクリプトと2つのフィールドをサンプルファイルからコピー&ペーストするなど、15分ほどで簡単に連携できます。
- 下絵の画像処理(トリミング/ぼかし/回転/明るさ)ができます。
- アンドゥは何度でも、また一旦保存された画像でもアンドゥができます。
- 合成フラグ設定によって下絵と手書き画像を合成できます。
- スクリーン解像度設定によって小さい画面でも高解像度な画像を作成できます。
- FileMaker WebDirect に対応。
- FileMaker Proの複数バージョンがインストールされたPCでも動作します。
- iOS App SDK に対応。
動作環境
- ローカルファイル、サーバークライアント両対応。
- FileMaker Pro 13 v2以上、もしくはFileMaker Go13.0.1以上必須。
- Serverで共有する場合は FileMaker Server 12.0.1以上。
- WindowsはOSのInternet Explorerのバージョンが10以上必須。
- FileMaker 19 に対応済み(ver.0156〜)。
価格について
ライセンスの購入形態は3種類あります。永続ライセンスは買い切り時の価格、年間ライセンスは毎年費用が発生します。下記のいずれかをお選びください。
基本サイトライセンスは下記のいずれかとなります。
・1つの組織内且つ1つのローカルソリューションと連携する。
価格表
形態 | 金額 | 同時接続数 |
---|---|---|
永続ライセンス | ¥550,000(税込) | 制限なし |
年間ライセンス(L) | ¥198,000(税込) | 500台まで |
年間ライセンス(S) | ¥88,000(税込) | 5台まで |
- 年間保守について
年間保守は、永続ライセンスの場合、1年目は無料、2年目以降は33,000(税込)/年となります。年間ライセンスには保守が含まれます。
保守の範囲は、FileMaker アップデート、OS バージョンアップ等に伴う DrawMaster 製品不具合への対応となります。 - FileMaker WebDirect について
FileMaker WebDirect でご利用の場合、年間ライセンス(L)をご購入する必要がございます。年間ライセンス(S)ではご利用できません。
FileMaker WebDirect でご利用の場合、PHPサーバーの構築が必要です。構築をご希望の場合は別途費用がかかります。詳しくはお問い合わせください。 - DrawMasterは独立した一つの.fmp12ファイルを納品致します。
- 完全アクセス権はお渡しできません。
- すべての機能が使用できるゲストアカウントで動作します。
- 本ソリューションの連携セットアップについて、Eメール、電話、画面共有のサポートを行います。
基本画面
お使いのソリューションにセットアップしたスクリプトを利用し「DrawMaster」を呼び出し、下絵画像の上に各種モードを使い描画を行います。
- 閉じるボタン:編集中のファイルを閉じます。
- アンドゥボタン:入力した作業をひとつ戻ります。連続でタップしますと 数回に一度 描画再構成のため少し時間がかかります。編集履歴データを保存しているため、ファイルを保存後に閉じた後でも再び開いたファイルで以前の編集をやり直す事ができます。タップした際に現れるゴミ箱ボタンを押すとこれまでの編集を全消去する事ができ、以前の編集内容も消去することができます。
- モード表示ボタン:現在選択されているモードが表示されています。タップするとモードの変更ができます。
- 太さ表示ボタン:現在選択されている線の太さが表示されています。タップすると太さの変更ができます。
- 色表示ボタン:現在選択されている色が表示されています。タップすると色の変更ができます。
- 透明度表示ボタン:現在選択されている透明度が表示されています。タップすると透明度の変更ができます。
- リドゥボタン:アンドゥで戻った編集を再びやり直します。ファイルを保存した時点で編集履歴データが確定しますので閉じた後、再び開いたファイルでは以前の作業のリドゥは行われません。
- 保存ボタン:ファイルを保存します。セットアップの際に作成した「DrawObjectDATA」フィールドに編集履歴データを、「DrawObject」フィールドに編集画像を書き出します。
現在選択されているモードが表示されています。モードのアイコンをタップするとモード変更ボタンがポップアップします。
現在選択されている線の太さが表示されています。タップすると太さ変更ボタンがポップアップし 変更する事ができます。テキストモードの場合は大きさが表示されます。
現在選択されている色が表示されています。タップすると色変更ボタンがポップアップし変更する事ができます。上段のカラーはカスタムカラー01~08としてスクリプトで設定できます。
現在選択されている透明度が表示されています。タップすると透明度変更ボタンがポップアップし変更する事ができます。
下絵画像の上にカスタムスタンプを配置します。透明度を設定できます。配置する際にドラッグすることでサイズを調整できます。 カスタムスタンプの初期設定については SetupMunual をご参照ください。ボタンエリア内のスタンプ画像をタップすると、カスタムスタンプ変更ボタンがポップアップし変更する事ができます。
主な機能
- JPEG/PNG/GIF 画像に描画。保存する編集画像はJPEGもしくはPNG形式が選択できます。
- 丸/四角/直線/フリーハンド/カスタムスタンプ/テキスト/消しゴムモード、色/太さ/透明度の変更、アンドゥ/リドゥ機能などドローアプリとしての基本機能を装備。
- トリミング/ぼかし/回転/明るさなど画像編集アプリとしての基本機能を装備。
- 引数で下絵画像サイズ切り出しフラグを設定すると、描画領域の画面サイズではなく、下絵画像のサイズに切り出して編集し画像を返すことができます。
- 引数でボーダーフラグを設定すると、描画する線を縁取りするのでハッキリとしたラインに見せることが出来ます。
- 引数で描画領域の固定化フラグを設定すると、指定した描画領域のサイズで作業できます。
- ご購入の前でもデモファイルとの接続を行うと、ほぼ製品版と同等の動作確認ができます。デモファイルは保存画像にサンプルファイルである文字が挿入されますが、製品版のライセンスをご購入いただくことで解除されます。
主なモード
設定デモ
DrawMaster の設定手順動画です。
導入事例
DrawMaster は、さまざまな FileMaker ソリューションでご利用頂いております。
株式会社田谷様
従来は紙のカルテでのお客様カルテを管理していましたが、カルテの内容はスタッフによって様々でした。細かく書くスタッフもいれば、書いてある内容が独自の書き方でわからない、ほとんど記入されていないなど。そこで、カルテ記載内容の標準化をするために、顧客登録、予約受付から施術カルテの記入までをiPadのFileMaker Goで行うことにしました。PCに不慣れなスタッフも多く、接客しながらの入力するという事もあり、カルテ内容はキーボード入力ではなく、手書き入力する事が多いのですが、これまで使っていたサードパーティ製のアプリでは、アプリケーションの切り替えが面倒だったり、一度保存したデータには追記ができないなど、不便な点もあったため、DrawMasterを導入しました。DrawMasterは、FileMakerで作成されているので、別アプリに切り替えする必要がなく、保存後も以前の状態に戻ったり、進めたりを自在に行えるため、操作に不慣れなスタッフも迷う事無く使えるようになりました。
ネクスコ・メンテナンス東北様
高速道路の保全業務を担うネクスコ・メンテナンス東北様では、iPadを活用して「清掃員安全管理」や「ヒヤリハット記録」、「現場点検報告」などの業務を行っております。作業員が現場でiPadを使って様々なデータを入力することで、紙での報告業務が軽減されたのはもちろんですが、リアルタイムなデータをみんなで共有できるようになっています。その中で、iPadに取り込んだ図面の上に、作業員が手書きで絵を追記するのに「DrawMaster」を利用しています。図面は高精細な画像データを利用しているため、通常iPadで拡大すると文字が潰れてしまうのですが、「DrawMaster」では、拡大しても元画像から再度データを読み込むため、文字が潰れずに表示されるので、非常に役立っています。
ネクスコ・メンテナンス様の導入事例
寿商会パッケージソフト「Manualizer」
手順書や操作マニュアルなどをiPadで作成する寿商会のパッケージソリューションです。「Manualizer」はアプリケーションを切り替えることなく、FileMakerのみで一連の工程を実現できます。こちらも「DrawMaster」機能の一部が組み込まれており、手書きマーキングも簡単に行えます。iPadで撮った写真の上に手書きする事などで、その場でマニュアルを簡単に作成できます。
Manualizer の詳細ページ