手書きモジュール DrawMaster 2

FileMaker 19 以上に完全対応しました
・Claris FileMaker Pro の Windows版 v19.3.1 に対応
・下部のボタンバーを出さず、FileMaker レイアウトモードで自由にボタンを配置できるようになりました
・ユーザ設定画面を出すことができるようになりました。呼び出し時のパラメータだけでなく起動後でも画面上のボタンにはない設定変更も可能になります
DrawMaster 旧バージョン(01xx)と DrawMaster 2(02xx)の各OS、FileMaker 製品への対応は、DrawMaster の各バージョン対応状況をご確認ください。


FileMaker 上で手書きを実現

DrawMaster 2 は FileMaker の Web ビューア上で動作するドローアプリです。DrawMaster 2 は あなたの FileMaker カスタム App に手書き機能を簡単組み込みできます。FileMaker に取り込んだ JPEG や PNG などの画像ファイルに、描画し保存する事が可能です。すべての環境で全く同じ動作ができ、プラットフォームを変更しても下絵とずれることなく再描画可能です。

DrawMaster 2 は、FileMaker 19(以上)が動作する Windows、Mac、iPad、iPhone で動作し、お客様の FileMaker カスタム App と外部ファイルとして連携し、スクリプトをサンプルファイルからコピー&ペーストするなど、15分ほどで簡単に連携できます。

主な特徴
・iPad / iPhone / Windows / Mac で全く同じ動作
・保存時とは異なる画面サイズの端末でも下絵とズレることなく再描画できます。
・下絵の画像処理(トリミング/ぼかし/回転/明るさ)ができます。
・アンドゥは何度でも、また一旦保存された画像でもアンドゥができます。
・合成フラグ設定によって下絵と手書き画像を合成できます。
・スクリーン解像度設定によって小さい画面でも高解像度な画像を作成できます。
・FileMaker Proの複数バージョンがインストールされたPCでも動作します。
・WebDirect に完全対応。
・iOS App SDK に対応。

動作環境

・FileMaker 19 以上
・ローカルファイル、サーバークライアント両対応


価格表

永続ライセンス
550,000円
税込
  • 同時接続数:制限なし
  • 保守:1年目無料
年間ライセンス L
198,000円
税込
  • 同時接続数:制限なし
  • 保守:含まれる
年間ライセンス S
88,000円
税込
  • 同時接続数:5台まで
  • 保守:含まれる

※基本サイトライセンスは下記のいずれかとなります。
・1つの組織内且つ1つのFileMakerサーバー内で、1つ以上のソリューションと連携する。
・1つの組織内且つ1つのローカルソリューションと連携する。
※DrawMasterは独立した一つの.fmp12ファイルを納品致します。
※完全アクセス権はお渡しできません。
※すべての機能が使用できるゲストアカウントで動作します。
※本ソリューションの連携セットアップについて、Eメール、電話、画面共有のサポートを行います。
※WebDirect でご利用いただく場合は、年間ライセンスLか永続ライセンスを推奨。

年間保守について
年間保守は、永続ライセンスの場合、1年目は無料、2年目以降は33,000(税込)/年となります。年間ライセンスには保守が含まれます。保守の範囲は、FileMaker アップデート、OS バージョンアップ等に伴う DrawMaster 製品不具合への対応となります。

製品動画



基本画面

お使いのソリューションにセットアップしたスクリプトを利用し「DrawMaster」を呼び出し、下絵画像の上に各種モードを使い描画を行います。

  1. 閉じるボタン:編集中のファイルを閉じます。
  2. アンドゥボタン:入力した作業をひとつ戻ります。連続でタップしますと 数回に一度 描画再構成のため少し時間がかかります。編集履歴データを保存しているため、ファイルを保存後に閉じた後でも再び開いたファイルで以前の編集をやり直す事ができます。タップした際に現れるゴミ箱ボタンを押すとこれまでの編集を全消去する事ができ、以前の編集内容も消去することができます。
  3. モード表示ボタン:現在選択されているモードが表示されています。タップするとモードの変更ができます。
  4. 太さ表示ボタン:現在選択されている線の太さが表示されています。タップすると太さの変更ができます。
  5. 色表示ボタン:現在選択されている色が表示されています。タップすると色の変更ができます。
  6. 透明度表示ボタン:現在選択されている透明度が表示されています。タップすると透明度の変更ができます。
  7. リドゥボタン:アンドゥで戻った編集を再びやり直します。ファイルを保存した時点で編集履歴データが確定しますので閉じた後、再び開いたファイルでは以前の作業のリドゥは行われません。
  8. 保存ボタン:ファイルを保存します。セットアップの際に作成した「DrawObjectDATA」フィールドに編集履歴データを、「DrawObject」フィールドに編集画像を書き出します。

モード表示ボタン
現在選択されているモードが表示されています。モードのアイコンをタップするとモード変更ボタンがポップアップします。

太さ表示ボタン
現在選択されている線の太さが表示されています。タップすると太さ変更ボタンがポップアップし 変更する事ができます。テキストモードの場合は大きさが表示されます。

色表示ボタン
現在選択されている色が表示されています。タップすると色変更ボタンがポップアップし変更する事ができます。上段のカラーはカスタムカラー01~08としてスクリプトで設定できます。

透明度表示ボタン
現在選択されている透明度が表示されています。タップすると透明度変更ボタンがポップアップし変更する事ができます。

カスタムスタンプモード
下絵画像の上にカスタムスタンプを配置します。透明度を設定できます。配置する際にドラッグすることでサイズを調整できます。 カスタムスタンプの初期設定については SetupMunual をご参照ください。ボタンエリア内のスタンプ画像をタップすると、カスタムスタンプ変更ボタンがポップアップし変更する事ができます。

主な機能

  1. Claris FileMaker Server でのセキュリティー向上のため、ファイルアクセスを「このファイルへの参照の使用に完全アクセス権を要求する」ようになりました。新機能
  2. 画像の「鏡像反転」「グレー化」モードを新規追加しました。新機能
  3. iPad におけるトラックパッドやマウス、Surface タッチパッドやペンに対応しました。新機能
  4. AllCrear、Cancel、Resize の場合に出ていたカスタムダイアログは、呼び出しパラメータを設定することで出さないようにできるようになりました。新機能
  5. 下部のボタンバーを出さず、FileMaker レイアウトモードで自由にボタンを配置できるようになりました。新機能
  6. ユーザ設定画面を出すことができるようになりました。呼び出し時のパラメータだけでなく起動後でも画面上のボタンにはない設定変更も可能になりました。新機能
  7. 特別な設定不要で WebDirect で利用できるようになりました。新機能
  8. JPEG/PNG/GIF 画像に描画。保存する編集画像はJPEGもしくはPNG形式が選択できます。
  9. 丸/四角/直線/フリーハンド/カスタムスタンプ/テキスト/消しゴムモード、色/太さ/透明度の変更、アンドゥ/リドゥ機能などドローアプリとしての基本機能を装備。
  10. トリミング/ぼかし/回転/明るさなど画像編集アプリとしての基本機能を装備。
  11. 引数で下絵画像サイズ切り出しフラグを設定すると、描画領域の画面サイズではなく、下絵画像のサイズに切り出して編集し画像を返すことができます。
  12. 引数でボーダーフラグを設定すると、描画する線を縁取りするのでハッキリとしたラインに見せることが出来ます。
  13. 引数で描画領域の固定化フラグを設定すると、指定した描画領域のサイズで作業できます。




サンプルファイルについて

DrawMaster 2 をご購入でも、サンプルファイルにてお使いのカスタム App と組み合わせて動作確認を行えます。サンプルは30日の期限付きですが、機能は製品版と同じです。デモファイルは保存画像にサンプルファイルである文字が挿入されますが、製品版のライセンスをご購入いただくことで解除されます。


導入実績




DrawMaster の各バージョン対応状況

DrawMaster 旧バージョン(01xx)と DrawMaster 2(02xx)の各OS、FileMaker 製品への対応は以下の通りとなります。ご不明点ございましたら、お問い合わせください。
DrawMaster の旧バージョンについてのページはこちらです。

DrawMaster Ver.01xx
FileMaker Ver. 利用可否
FileMaker Pro Windows FileMaker 19.2 以下
Windows10 FileMaker 19.3 DrawMaster0172以上で「fiasFL=1」でのみ可※
FileMaker Pro Mac Mojave(10.14)以前
BigSur(11.0) FileMaker 19.3 DrawMaster0110以上で「fiasFL=0」にするか
DrawMaster0172を使用する
FileMaker Go iOS 13 以前
iOS 14 FileMaker 19.3 DrawMaster0110以降で「fiasFL=0」にするか DrawMaster 0172 を使用する

※「fiasFL=1」とは、DrawMaster のパラメータ変数「$fias」を「1」に設定する事です。

DrawMaster Ver.02xx
FileMaker Ver. 利用可否
FileMaker Pro Windows FileMaker 18 以下
FileMaker 19 以上
FileMaker Pro Mac FileMaker 18 以下
FileMaker 19 以上
FileMaker Go FileMaker 18 以下
FileMaker 19 以上
FileMaker WebDirect FileMaker 18 以下 不可
FileMaker 19 以上

※「FileMaker 18 以下」の対応は2021年8月現在の最新のOS環境で確認しています。将来のOS環境での動作を保証するものではありません。