1. Web サービスとの連携
Web サービスとは URL スキーム(URL Scheme)で起動し、POST 送信機能を使って計測結果を取得
FUGOsync は Webview 画面を持っており、お客様が構築した Web ページ を表示することができます(①)。Web ページ上には URL スキームを含んだボタンを配置することで、意図したとおりに FUGOsync を起動し計測動作させることができます(②)。
アルコールチェッカーの計測結果は POST を受信できる Web サーバー で受け取ることができ(③)、Web 画面に戻るように callback パラメータを設定することができます(④)。
2. アプリとの連携
アプリとは URL スキーム(URL Scheme)を使って連携
アプリから FUGOsync を URL スキームを使って意図したとおりに FUGOsync を起動し計測動作させることができます(①)。
アルコールチェッカーの計測結果は POST を受信できるWebサーバーで受け取ることも(②)、URL スキームのパラメータで受け取ることも可能です(③)。
デベロッパーが意図したとおりに動作する多くの URL スキームパラメータをご用意
GPS の取得、カメラ(動画撮影)、計測開始タイミングや計測後の自動操作など、必要な URL スキームパラメータを数多くご用意しています。
POST を受信できる Web サーバーや Webhook サーバーがあればどんなアプリや Web サービスであっても連携可能です。
3. Google スプレッドシートとの連携
連携するアプリがなくても、GAS(Google Apps Script)を使って、測定結果を Google スプレッドシートで取得することも可能です。
GAS( Google Apps Script )による FUGOsync 測定結果取得マニュアル目次はこちら
4. パラメータと処理の例(一部紹介)
URL スキームの書式
スキーム名 | fugosync |
ホスト名 | x-callback-url |
pathパラメータ
動作モード | 値 |
---|---|
測定モード | open |
Webview画面呼び出し | web |
URLスキームのクエリパラメータとしてparamを加え、URLエンコードしたJSONを付与します(特許出願中)。
fugosync://x-callback-url/open?param= <JSONデータ>
FUGOsyncへ渡すJSONの代表的なパラメータの種類
key名 | 概要 |
---|---|
callBack | 返すためのURLスキーム |
camera | 0:撮影なし 11:アプリ起動直後 19:チェッカー開始ボタン押下後 |
postUrl | 指定されたURLにPOST送信するためのURL |
state | 呼び出しに紐づく計測結果であることを確認するためのコード(特許出願中) |
hardwareId | ハードに紐づく固有値(特許出願中) |
測定後、FUGOsyncから取得できる代表的な結果のJSON
key名 | 概要 |
---|---|
res | アルコールチェックの測定結果 |
timestamp | 測定日時 |
video | 音声動画データ(特許出願中) |
gps | GPSデータ(特許出願中) |
totalCount | チェッカー本体の測定トータル回数 |
deviceName | チェッカー本体の固有の名称 |
Webと連携する場合
① 設定画面でWebサーバのURLをセットし、FUGOsyncにWebページを表示させます。
② WebページからURLスキームを使用してFUGOsyncを呼び出します。
key名 | 値の例 |
---|---|
callBack | fugosync://x-callback-url/web |
camera | 19 |
postUrl | https://script.google.com/abc/exec |
state | E7783A13-F195-476E-B605-9EB267A71FEA |
hardwareId | C8581014-8DDA-43D9-98DF-01DEF508C026 |
値の例のJSONをURLエンコードして付与します。
fugosync://x-callback-url/open?param=%7B%22callBack%22:%22fugosync:%2F%2Fx-callback-url%2Fweb%22%2C%22camera%22:19%2C%22hardwareId%22:%22C8581014-8DDA-43D9-98DF-01DEF508C026%22%2C%22posrUrl%22:%22https:%2F%2Fscript.google.com%2Fabc%2Fexec%22%2C%22state%22:%22E7783A13-F195-476E-B605-9EB267A71FEA%22%7D
③ チェッカー測定完了後、指定された postUrl に結果のJSONが POST送信され、callBackで指定されたとおりFUGOsyncのWebview画面に戻ります。
お客様のアプリと連携する場合
① お客様のアプリからURLスキームを使用してFUGOsyncを呼び出します。
key名 | 値の例 |
---|---|
callBack | fmp19://$/fileName?script=ABC¶m= (呼び出し元アプリにデータを戻す際に指定するURLスキーム) |
camera | 11 |
state | 4FB879BB-2A11-44CB-9226-A7A014D347D4 |
hardwareId | C8581014-8DDA-43D9-98DF-01DEF508C026 |
値の例のJSONをURLエンコードして付与します。
fugosync://x-callback-url/open?param=%7B%22callBack%22:%22fmp19:%2F%2F%24%2FfileName%3Fscript%3DABC%26param%3D%22%2C%22camera%22:11%2C%22hardwareId%22:%22C8581014-8DDA-43D9-98DF-01DEF508C026%22%2C%22state%22:%224FB879BB-2A11-44CB-9226-A7A014D347D4%22%7D
② チェッカー測定完了後、callBackで指定された呼び出し元アプリに戻ると同時に、callBackの後ろに結果のJSONが付与されています。