対象者: Claris FileMaker 開発者(初級〜)
皆さん、こんにちは!ついに Claris FileMaker 2025 (22.0.1) の情報がやってきましたね!今回のアップデートは、まさに「かゆいところに手が届く」改善が盛りだくさんなんです。特に、毎日使う画面の見た目や操作性がぐぐっと向上しました。今回はシリーズ第1弾として、そんな UI/UX 周りの嬉しい変更点を、わくわくしながら見ていきたいと思います!
macOS の UI がモダンに!
まず驚いたのが、macOS 版の UI 刷新です!長年親しんだインターフェースも良かったですが、新しいホームウィンドウやアイコン類は、より直感的でスッキリした印象になりましたね。

特にステータスツールバーは、アイコンだけでなく機能名も併記されるようになったので、「このボタン、なんだっけ?」とか、Web ミーティングの画面共有で「〇〇の形のアイコンをクリックって、どれ?」となることが減りそうです。これは地味に嬉しい改善ポイントじゃないでしょうか。
「代替の行の状態」「ポイントしたときに表示」よ、さようなら!分かりやすい日本語へ
これまで「代替の行の状態」と呼ばれていた、表形式で1行おきに色を変える機能。これが「1行おきに色を変更」という、誰が見ても一発でわかる名称に変わりました。
また、「ポイントしたときに表示」というイメージしにくい名称は、「ホバー」と表示され、「マウスカーソルが上に来たときだな」と理解しやすくなりました。

こういう細かい部分の改善が、開発のしやすさに繋がりますよね。ちなみに、これは Windows 版も同様に変更されています!
開発が捗る!細かいけど嬉しい機能改善いろいろ
その他にも、開発者目線で「待ってました!」と言いたくなるような改善がたくさんあります。
個人的なベストチョイス4選をピックアップしました。
・計算結果のタイプをダイアログに表示
「データベースの管理」で計算フィールドを開かなくても、結果が「テキスト」なのか「数字」なのかが一覧でわかるようになりました。これで確認の手間が一つ減りますね!

・テーブル名にコメントを追加
「このテーブル、何のために作ったんだっけ…?」を防ぐために、テーブル自体にコメントを残せるように!チーム開発や将来の自分への申し送りに最適です。

・スクリプトステップの折りたたみ
If や Loop で長くなったスクリプトも、かたまりでパタっと折りたためるようになりました。これでスクリプト全体の流れがすごく見やすくなります!これだけでも、新バージョンにするメリットがありそうです。

・既存のグループにオブジェクトを追加
一度グループ化した後で「あ、これも入れたかった!」って時、ありますよね。これからはグループを解除しなくても、後からオブジェクトを追加できるようになりました。これは本当に便利!

まとめ
今回は、Claris FileMaker 2025 の UI/UX に関するアップデートを中心にご紹介しました。見た目がモダンになっただけでなく、開発者の「ここ、ちょっと不便だったんだよな」という部分を的確に解消してくれる、素晴らしいアップデートだと感じました。
さて、次回はさらにディープな開発者向けの新機能に迫ります!新しいスクリプトステップや関数で、あなたのカスタムApp開発がどう変わるのか?ぜひお楽しみに!
当ブログでは、この他にも Claris FileMaker 2025 のリリースに関する様々な記事を公開しています。
ぜひ、以下の一覧ページから気になる記事を探してみてください。
▼関連記事の一覧はこちら
AI・Web 連携・開発効率が爆速進化!Claris FileMaker 2025 リリース特集ブログ一覧