最新のFileMaker 13では、レイアウト上にデータを表示する場合は、
・フィールドを配置する。
・マージフィールドを配置する。
・マージ変数を利用する。
などがある。
また、条件によっては、
・条件付き書式。
・オブジェクトを隠す。
に計算式を入れて見た目を計算式によって変えることができる。
下記の場合はどうするか。
「テキストフィールドAがあった時にレイアウト上には2文字目から3文字表示したい。」
実際によくあるFileMaker的作法は次のうちのどちらかだ。
・計算フィールドを追加して、そのフィールドをレイアウトに表示。
・スクリプトトリガや、Let式等でグローバル変数に計算結果を入れて、ウインドウ内容再表示やレイアウト切り替え。
下は難易度が高くメンテナンスしにくいので、普通は上の計算フィールドを追加する方を選択する。
しかし、こういう
【ただレイアウトに表示したいだけなのに計算フィールドをザクザク作るのはイヤ】
と思うのが、FileMakerの最新バージョンであっても昔から変わらない悩みです。
そこで発見というか、とんちが解けたのが、最新バージョン13から使えるようになった、
「タブ名の計算式指定をマージ計算式(仮称)のように使用する。」
という手法を弊社のm.kが発見。
この手法も少しギークと言えるが、
「分離モデルで作成したインターフェースファイルだけの差し替え」
には強力な味方になる。
私もタブ名が計算式で指定できるようになったことは頭にあったが、
m.kが半年以上前に作成したファイルをカスタマイズするにあたり、
何気なく置かれた不思議なオーパーツに、
思わず声を張り上げた。
ギーク度はかなりのレベルのm.kはまだまだ隠し球を持っているらしく、
なんとかこのブログの投稿者に引きずり出したい。