千葉産業株式会社様/iPadによる受注入力システムと基幹システム連携

メディア掲載


参考
さまざまなアプリやサービスと組み合わせiPadを経営課題解決に活かす千葉産業(前編)GLOBAL MOBILE BUSINESS ALLIANCE

基本情報

業種 機械工具、溶接材料、配管材料、伝動機器などの総合商社
ユーザー数 30名
システム構成 FileMaker Server、FileMaker Pro、FileMaker Go
ハードウェア Mac OS X Server、Windows 7、iPad
他システムとの連携 SQL Server
開発期間 約3ヶ月
納品年月 平成26年2月

導入の背景

iPad で入力した受注データを基幹システムへ取り込みし、業務の効率化を図りたい。商品の取扱点数が非常に多く、新人スタッフでは分からない商品もあるが、商品マスタを外出先でも確認できるようにすることで、商品知識の標準化を図りたい。また、ITに詳しくないスタッフでも円滑に業務を行えるようにしたい。

開発内容

外出先での利用もあるので、iPad はオフライン利用を可能とし、Wi-Fi 環境のある場所で FileMaker Server と同期する。オフライン利用のため、iPad には商品マスタや顧客マスタを都度取り込みする。
iPad では受注データをオフラインで入力後、オンラインになった時に FileMaker Server へアップロードする仕組みを採用。単価は取引先ごとに異なるため、過去の売上履歴を呼び出せるようにしておき、過去に販売した単価が分かるようにした。
FileMaker Server では、1日に1回売上伝票データを CSV ファイルとして出力し、基幹システムから CSV ファイルを取り込みする。

主な機能

  • 商品マスタ更新
  • 注文履歴マスタ更新
  • 注文データCSV出力
  • 売上データ入力画面(iPad)
  • 売上データ送信(iPad)
  • 商品マスタ検索(iPad)
  • 過去伝票検索(iPad)

導入後の効果

出先での空き時間に入力作業を行えるようになったので、営業マンが帰社した後にPCに長時間向き合うことがなくなった。
基幹システムに受注データを入力する際の入口としてiPadを導入したこともあり、iPadでの入力項目は最低限に絞ってITに詳しくないスタッフでも入力が可能になった。商品知識は経験を積んだスタッフしか分からないこともあったが、商品マスタが検索できることで、ある程度の商品知識標準化ができた。