パッケージソフトメーカー/サポート保守管理を含むソフトウェア販売管理システム

基本情報

業種 医療業界向けソフトウェア開発・販売
ユーザー数 50名
システム構成 FileMaker Server、FileMaker Pro、Webブラウザ
ハードウェア Windows Server 2008 R2、Windows XP
他システムとの連携 CTI連携
開発期間 約1ヶ月
納品年月 24年1月

導入の背景

サポート部、営業部でそれぞれ別の顧客管理をしており、情報共有という点でロスが多い。また各部署にシステムを導入しているものの、システムでできない管理は、それぞれがExcelで複数のファイルを使用しており、作った人しか分からない点もある。部署ごとのシステムを統合して、情報を一元管理したい。また、商奉行ともデータ連携をして、経理部のシステムとも連携したい。サポート部門ではCTI機能が欲しいと考えている。

開発内容

部署ごとに存在していたマスタをすべて統合して、ファイルメーカーで管理。Eメールから受注データを取込し、ハードウェアの発注やソフトウェアの売上入力を行うようにした。また、売上後の出荷管理や保守料の計算、ハードウェアの入出庫管理まで、一連の契約業務を統合して、売上データは商奉行に反映されるようにした。ファイルメーカーで統合したシステムを利用して、訪問履歴やトラブル対応履歴などを入力していく事て、開発部のスタッフも顧客の声や対応状況が分かるようにした。入力者は FileMaker Pro を利用するが、閲覧するだけのスタッフはブラウザで確認できるように IWP の機能を使って開発。

主な機能

  • 顧客・代理店管理
  • 契約履歴管理
  • 月次保守料計算
  • 売上申請
  • 仕入品発注〜納品先・納期管理
  • 売上データ経理ソフト連動
  • メーラーからのインポート機能
  • CTI連携機能

導入後の効果

営業部とサポート部など、部署ごとに管理していた情報をファイルメーカーで一元管理で きるようにしたことで、情報共有が強化され、業務効率アップだけでなく、対応の漏れを無くす事ができ、CS向上に貢献した。 これまで、なかなか情報が共有できなかった開発部のスタッフも顧客の声やサポート対応状況が分かるようになり、よりユーザー視点での開発ができるようになった。同一内容の Excel ファイルが複数存在していたが、すべて 集約、最新情報を全員で共有することで、より質の高い営業やサポートが行えるようになった。