基本情報
業種 | ホテル、レストラン、外食産業・給食産業向け総合食材商社 |
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ユーザー数 | 20名 |
システム構成 | FileMaker Server、FileMaker Pro、FileMaker Go |
ハードウェア | Windows Server、Windows 7、iPad |
他システムとの連携 | Oracle |
開発期間 | 約2ヶ月 |
納品年月 | 平成24年12月 |
導入の背景
ハンディターミナルで棚卸をしていたが、ハードウェアのコストが高くて、なかなか買い替えできない。またハンディターミナルで動作するソフト開発も費用がかかるため、安価でカスタマイズ性がすぐれたシステムに変更したいと考えている。また、ハンディターミナルでは、クレイドルに反映させてようやく棚卸データが取込できるが、遠方の倉庫などで行った棚卸データは、ハンディターミナルを持ってこなくては取込できないため不便である。リアルタイムに棚卸データをリアルタイムに反映したい。
開発内容
ハンディターミナルを使って行っていた棚卸入力を iPod touch と、バーコードリーダーに移行した。iPod touch で入力した棚卸データは、Wi-Fi 経由で FileMaker Server に送られ、基幹データベース(Oracle)へ自動で取込される。
iPod touch のカメラと App でバーコードを読込できるものもあるが、連続で読取できるように、バーコードリーダーは Bluetooth® で
iPod touch と接続するタイプにした。
主な機能
- 商品マスタ更新換
- 棚卸入力画面
- 入力データ一覧表示
- 棚卸データ送信機能
- 棚卸データCSV変換
導入後の効果
ハンディターミナルの機器代金だけで 1/3 ほどのコストダウンができた。iPod touch で入力したデータは、Wi-Fi で送受信されるので、複数人で 行った棚卸データを瞬時に取り込みでき、作業効率が上がった。 また、アプリケーションの柔軟性が非常に高く、業務に合わせてカスタマ イズが容易になった。