iOS(iPhone・iPad)向け Webクリップ のプロファイルの作り方

Webクリップとは

iOS(iPhone・iPad)はアプリを追加するとホーム画面にアイコンが並び、タップするとそのアプリが立ち上がります。
そして、ホーム画面のアイコンはアプリだけでなく、ホームページのショートカットを、そのアプリのようにホーム画面にアイコン化して、起動できます。
このアイコンのことを Webクリップ といいます。
Webクリップ の作り方は2通りあります。

  • Safari から「ホーム画面に追加」を実行する
  • Webクリップ のペイロード(設定)が入ったプロファイルをインストールする

Webクリップがほしい理由

FileMakerファイルをiOS(iPhone・iPad)で開くとき、
FileMaker Goなら
FileMaker Goを起動する、ファイルのアイコンをタップ、アカウントとパスワードを入力し開く
FileMaker WebDirectなら
Safariを起動する、WebDirectのアドレスを開く、ファイルのアイコンをタップ、アカウントとパスワードを入力し開く
といった手順が必要になります。

これは結構面倒ですので、iOSであればホーム画面にあるアプリアイコンからすぐFileMakerファイルを開きたいニーズは必ず出てきます。そんなとき、Webクリップを含んだ「プロファイル」を作成・配布・インストールしましょう。ホーム画面のアプリアイコンをタップするだけでFileMakerファイルを開くことができます。

Apple Configurator2でプロファイルを作成する

Macのみです。

・MacのApp Storeから「Apple Configurator2」をインストールします。
・Apple Configurator2を開き、メニューから ファイル ー 新規プロファイル をクリックします。

 

・一般ペイロードに値を設定します。
  • 「名前」はインストール後にiOSの「設定 ー 一般 ー プロファイル」に表示される名称です。
  • 「識別子」はこのプロファイルのユニークな値を設定します。1度プロファイルをインストール後にプロファイル内容を修正したとき、同じ識別子なら上書きインストールになりますし、違う識別子なら追加インストールになります。

Webクリップ ペイロードの設定 FileMaker Go 編

・左のペイロード一覧をスクロールしてWebクリップを選択し、右ペインの「構成」をクリックします。

・Webクリップペイロードに値を設定します。

  • 「ラベル」はホーム画面のアイコンのラベルになります。
  • 「URL」にはFileMaker GoのURLスキームを設定します(参考 URL を使用してファイルを開く)。またアカウント名やファイル名などに全角文字が入るときはURLエンコード(参考 GetAsURLEncoded関数)しておく必要があります。
    また、FileMaker ServerやCloudに接続するときに 以前投稿したオープナーファイルをFileMaker Goにローカル保存している場合は、fmp://%24/openermasterがURLの設定値になります。
  • 「フルスクリーン」はFMGo用の場合はチェックをいれましょう。入れないと一度Safariの新規タブとして開いてからFileMaker Goが起動するので、余計なタブがSafariにたくさん残ってしまいます。

ちなみに、過去のApple Configuratorのバージョンでは「URL」に設定した値へのURLエンコードがおかしいことがありました。正しく設定しても接続できないときは、作成後の「***.mobileconfig」ファイルをテキストエディタ等で直接修正する必要があります。

Webクリップ ペイロードの設定 WebDirect 編

WebDirectのペイロードでは、上記FileMaker Go編と「URL」部分だけが異なります。
WebDirect専用 オープナーファイルを参照し、接続情報を設定したhtmlファイルを作成します。

・その内容をBase64Encodeします。改行を取り除くか、Base64EncodeRFC関数を使って取得します。

・そしてようやくApple Configuratorです。

  • 「URL」には data:text/html;charset=UTF-8;base64, を入力後、取得したBase64エンコードデータを設定します。
  • 「フルスクリーン」はWebDirect用の場合はチェックを入れてはいけません。チェックを入れるとダメみたいです。(2019.1.11現在)

プロファイルの配布・インストール方法

これはいろんな方法があります。
AirDrop、Webページ、メール添付、Apple Configurator、MDM、iCloud、、、
これはまた別投稿でお伝えします。

 

 

 

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