日本時間で5/24 8:00に、Claris FileMaker 2023に関するWebinarがあり、すでにYouTubeでも動画が公開されています。
Webinarの大部分はFileMaker 2023の新機能の説明でした。内容については、こちらで詳しく解説していますので、ご参照ください。
新バージョン Claris FileMaker 2023 特集ブログ一覧
Q&A 詳細
今回の記事では、動画の後半(動画の18:05あたりから)のQ&Aの部分について、その概要を紹介します。
- OnWindowTransactionトリガは、Connectフローを起動できるか? > はい。
- Connectフローから別のConnectのフローを起動することは可能か? > 今はまだできない。
- FileMaker Cloudのリリース予定は? > ‘Near future’の意味は、late spring(遅い春)であり、early summerではない。
- FileMaker Serverの次バージョン(20.2 ?)は? > WebDirect、OnWindowTransactionまわりなどの小さなバグを修正した版を2,3週間以内に出荷予定。Proも同時期に出る予定。
- (PSoSwithCallbackのしくみの解説)
- PSoSwithCallbackをPSoSと分けた理由は? > 下位互換性を保ち、稼働中の既存のシステムを壊さないため。
- Claris StudioからFileMaker 2023にはつながるか? > 直接にはつながらない (再度、FileMakerとClaris Platformの切り分けの説明。まずは上級開発者やサーバ管理者からの要望に対応するためにFileMakerをあアップグレードした。もちろんこれを今後Claris Platformに展開する)
- MicrosoftとGoogleを使ったメール送信スクリプトの手順の詳しい解説はないか? > 現在準備中。英国のパートナーがGoogle Workspaceと連携させる詳細なブログ記事を出している。なおClaris ConnectならOutlookと簡単に連携できる。
- Persistent Cacheを有効にすると、起動時の一貫性チェックはバイパスされるか? > いいえ。その場合も一貫性チェックは行われる。
- Audit Logでは関連レコードの情報も取得できるか? > はい。カスタマイズであらゆるレベルの情報を記録できる
- なぜ19.4.2までしか接続がサポートされないのか? > 裏で動くサードパーティツールのバージョン互換性の都合などによる。
あと、YouTubeの動画からはカットされていましたが、Webinarでは以下のやり取りもありました。
- AIとの統合の予定は? > すでにCore MLを統合し、ConnectではOpenAIコネクタを提供している。LLMとの統合(開発のアシスト機能?)もいろいろ検討中。FileMakerとAIの統合については、iSolutionsのCris Ippoliteがいろいろ情報発信している。
- 14GBのファイルを運用しているが大きすぎるか? > FileMakerはTBレベルも対応しているので、大きすぎるということはない。ただ、バックアップに時間がかかるなどがあるので、オブジェクトデータはセキュア外部格納をおすすめする
- 6月にUnder the HoodのWebinarを予定している。
【 余談 】
最近下記リンク先への流入増大したいこともあり、
流入量が多いとブログの価値が高まりますます投稿を加速していきたいと思います。
リンク先を開いていただけると大変助かります。
Claris International Inc. (日本語)
ご協力いただけましたら幸いです。