新バージョン Claris FileMaker 2023 特集ブログ一覧

祝 新バージョン

これまでの Claris FileMaker 19 の新バージョンとして、
Claris FileMaker 2023 が 2023年5月23日 日本でリリースされました。

新バージョンは 19 から 20 となるかと思いきや、2023 となりました。
安心してください、ファイルの拡張子は .fmp12 のままです。

昨今 Claris Studio や Claris Connect などの新製品が目立っていましたが、
Claris FileMaker もドラクエ的表現では ガンガンいこうぜ な新機能がもりだくさん。
Claris から詳細な情報も出ています。

主な新機能と弊社ブログ

今回は US で先行リリースされていたので、たくさんの新機能を検証した開発者ブログをたくさんご用意しました!

関数
スクリプト
一般
FileMaker WebDirect
Java
Server
  • Claris FileMaker 2023 – Claris FileMaker Server でホスト可能なファイル数が 256 に
  • 「Event.log」ファイルではなく「scriptEvent.log」ログファイルを作成してスクリプトイベントを保存
    これまでウインドウ固定や、検索が見つからなかった 401 エラーまで Event.log にまとめられていました。
    新バージョンからは scriptEvent.log という新しいログファイルにサーバー上のスクリプト実行や、スケジュールによるスクリプト実行のエラーが書かれるようになりました。
  • Ubuntu 22.04 向けの インストーラーが追加され、これまでの AMD64 と 新たに ARM64 も追加
    AMD64 とは、これまでの Intel や AMD の64bit の CPU を指します。
    ARM64 は、ARM社(アーム社)が設計する CPU です。
    ARM64 版は、M1/M2 Mac 上で Parallels などの仮想環境での Ubuntu 、
    AWS や Google などクラウド上のインスタンス、さらには Raspberry Pi など、
    ARM 系の方が安くて高速だったりするので Good job!
    最新の LTS 版である Ubuntu 22.04 は 2027 年 4 月までのサポートですし、ReadQRCode のサーバー上のスクリプト実行が可能なのでオススメ。
  • バージョン 19.4.2 までと接続可能
    FileMaker Pro / FileMaker Go 20.1 は FileMaker Server 19.4.2 以上に接続可能。
    FileMaker Pro / FileMaker Go 19.4.2 以上なら FileMaker Server 20.1 に接続可能。
Tips

ますます強化されつづける Claris プラットフォーム

当記事ではほとんど取り上げていませんが、バグフィックスや処理の高速化など、
今回の Claris FileMaker 新バージョンはかなり強化されたようです。

また、Claris Connect にも無料プランができたり、
ローコードツールではなくノーコードツールの Claris Studio が年内リリース予定など、
これからも Claris の進化に目が離せません。

今後とも Claris のことなら 寿商会 をよろしくお願いいたします

私たちの情熱はずばり、Claris の継続的な開発支援とサポートへの絶え間ない注力です。
さらに、Apple、Google、Amazon、Microsoft、LINE WORKS などの多岐に渡る技術とシームレスに連携し、
Claris 製品を活用する全ての人と企業が一層の躍進を遂げられるよう、
最先端技術のサポートを提供するという意志を表しています。

昨年には本社を新築してビジョンを現実化させるための大きな一歩を踏み出しました。
業務拡大に伴い、より広範な才能を受け入れられるよう採用を強化しています。
前進し続ける私たち寿商会にご興味をいただけましたら次のリンク先もご覧ください。
弊社採用情報
求人ボックス.com 寿商会 ページ

Claris に関することならぜひとも寿商会をご利用ください。
これからも皆様の期待に応え続けるべく日々邁進して参ります。
どうぞ今後とも 寿商会 をよろしくお願い申し上げます。

2023 年 5 月 23 日
代表取締役社長 若林 孝