デジタル庁が公開!無償利用可能なイラスト&アイコン素材集の活用法

イラストレーション・アイコン素材 – デジタル庁

2023年6月27日にデジタル庁が、無料で使えて商用利用も可能なイラストレーション・アイコン素材集を公開しました。
https://www.digital.go.jp/policies/servicedesign/designsystem/Illustration_Icons/

これは、素材を公開することで地方自治体や民間サービスで共用され、表現が共通化されることによって UX が改善されることを狙いとしていると思われます。

利用方法は、Figma から利用する方法と、zip ファイルをローカルにダウンロードする方法があります。FileMaker からは、zip ファイルの方を利用します。
zip ファイルの中の png フォルダと svg フォルダにそれぞれの形式のファイルがありますが、今回は Claris FileMaker で SVG 形式のファイルをボタンアイコンとして使用します。

Claris FileMaker での利用方法

レイアウトモードで、ボタンあるいはボタンバーを作成します。


ボタン設定の画面でアイコン一覧の左下の + をクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されるので、先ほどダウンロードした SVG ファイルを選択します。
ボタンのアイコンが設定されるのと同時に、FileMaker 内のアイコンライブラリにも登録され、次回以降は、この一覧の中から利用できるようになります。

同梱の PDF ファイルで、カテゴリ毎のアイコン一覧を確認できます。

ネット上には、無償利用が可能な SVG 形式のアイコンがいくつも公開されていますが、FileMaker できれいに表示できないものもあります(背景を透明にできないなど)が、今回のアイコン集はそのままきれいに FileMaker 上で表示できました。
( FileMaker で利用できるものとしては、Claris 謹製の Iconnector などもあります。)

今回のアイコン集では、個人的には上矢印・下矢印(< >の上下向きバージョン)が含まれているのがよかったです。

今は医療や入国手続の関連が多い印象ですが、これはデジタル庁のコンテンツ用の準備状況と連動しているからでしょう。これからも種類は順次増えていくとのことなので、楽しみにしたいと思います。