Claris FileMaker 2024 – 「URL を開く」スクリプトに「外部ブラウザで」オプション

「URL を開く」スクリプトステップ概要

本スクリプトステップは読んだ字のごとく、指定した URL を Web ブラウザで開きます。FileMaker Pro ではパソコンのデフォルトブラウザで開きますが、これまでの FileMaker Go では内部ブラウザが開くだけでした。内部ブラウザはかなり機能が限定されていて、安全といえばそうですが、いろいろ制限の多いブラウザです。

「左下にある Safari で開く を毎回押してください」と運用してもらうのも都合が悪い場面が結構ありました。

利用シーン

「Web ビューア」でも、これまでの「URL を開く」でも実現できなかった、iOS では Safari のみが許可されている下記の機能に 新バージョンでは FileMaker Go から直接アクセスできるようになります。

  • iOS のデフォルトブラウザで Webページを開く
  • カメラ、マイクへのアクセスする JavaScript を含んだページを直接開く
  • .mobileconfig 構成プロファイルのダウンロードするページを直接開く
  • ユニバーサルリンクを開く

ユニバーサルリンクとは

URL スキームの新しい方式です。これに対して Claris FileMaker でも一般的な fmp:// から始まる URL スキームはディープリンクと言われます。ディープリンクはその仕様上同じ URL スキームをもつアプリを端末にいくつでもインストール可能なので、ユーザーや開発者が意図しないアプリが開いてしまう恐れがあり、一部のアプリではディープリンクは非推奨で、ユニバーサルリンクを推奨しています。

LINE URLスキームでLINEの機能を使う

このユニバーサルリンクは、有効な SSL 証明書が入ったページを指す https://から始まります。普通の URL となんら変わらないように見えるので、これまでの「URL を開く」スクリプトステップでは「内部ブラウザ」が開くだけで、アプリ間連携ができませんでした。

ユニバーサルリンクをサンプルファイルで確認

同じ端末に「LINE」がインストールされている前提でのデモファイルです。
今回配布する「FileMaker2024Sample」の「Go ユニバーサルリンク」レイアウトを開きます。

「LINE ディープリンク 通常」ボタンは問題なく動作すると思いますが非推奨です。「LINE ユニバーサルリンク 通常」ボタンでは前述の通り内部ブラウザが開くだけで LINE へ切り替わりません。

新しいオプションを有効にした「LINE ディープリンク 外部ブラウザ」と「LINE ユニバーサルリンク 外部ブラウザ」はどちらも LINE へ切り替わることが確認できます。

サンプルファイルのダウンロード からお願いします。

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