ネクスコ・メンテナンス東北様 リアルタイムな情報共有とペーパーレスで業務改善。高速道路の維持保全業務におけるiPadでの作業・点検報告システム

ネクスコ・メンテナンス東北では、高速道路の補修、交通規制、交通事故や災害時の復旧、防災対策、道路やサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の清掃や植栽の整備、除雪や路面凍結防止など多岐にわたる。現場での作業報告や安全記録などの報告書を Excel で作成・印刷し、ファイリングしていたが、1作業につき1枚の報告書を書く必要があり、書類作成業務が非常に多いため、iPad を使って業務の効率化ができないかと考えていた。

導入の経緯
株式会社ネクスコ・メンテナンス東北 十和田事業所の伊藤所長から iPad を使って以下の事ができないかと寿商会が相談を受けたのがきっかけ。
各作業手順やヒヤリハット事例をデータベースに蓄積して、作業員が現地で情報共有できるようにしたい。iPad の位置情報取得や写真撮影などを使って報告作業を効率化したい。各サービスエリアの清掃員の勤怠確認や日報も iPad で報告できるようにしたい。
など、伊藤所長の構想がすでにあり、画面イメージを作成していたのですぐに開発に着手できた。

開発内容
シンプルな規模のシステムを短期間で導入し、使いながら改修していく手法で以下のデータベースを構築した。データ自体は iPad に保存せずにサーバーに転送するため、通信にVPNを使うなどセキュリティ面に気をつけた。また、iPadで利用する方の負担や入力時間の短縮を考えて、キーボード入力は最小限にとどめた。

  • 清掃員安全管理システム
  • ヒヤリハット記録データベース
  • 積雪観測記録データベース
  • 作業予定データベース
  • 安全巡回記録データベース
  • 温度観測データベース
  • 現場点検記録データベース
  • トイレ臭気測定データベース
  • 図面管理システム
 

導入後の効果
これまで社内で行っていた報告書の作成は、デジカメで撮った写真を PC に取り込んでから Excel に貼付けたりしていたが、iPad で撮影した写真がそのままファイルメーカーデータベースに登録されるので、社内では印刷指示を出して紙を保管するのみで良くなった。
また、作業手順書などは iPad ですぐに取り出せるので、大量の書類を持ち歩くことがなくなった。iPad内にはデータが残らず、iPad と FileMaker Server はオンライン接続しないとデータベースの閲覧や入力ができないので、万が一 iPad を紛失したりしても情報漏洩のリスクは小さい。
導入後の現在もシステム拡張は続いており、業務の実態に即して育てていく FileMaker ならではの開発ができた。

システム構成

業種 高速道路の維持保全業務
ユーザー数 300名
システム構成 FileMaker Server、FileMaker Pro、FileMaker Go
ハードウェア iPad、Windows 10、VPNルーター(YAMAHA RTX 1200)
開発期間 約3ヶ月

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