毎年夏にアメリカで開催されてきた Claris Engage (旧 Claris FileMaker Developer Conference : 通称 デベコン)ですが、コロナ禍の影響もあって2024年2月6日に約4年半ぶりに開催されました。
Apple といえば通称「宇宙船」といわれる Apple Park が有名です。この本社はカリフォルニア州サンタクララ郡クパティーノにありますが、今回は 15年ぐらい前から Apple の製造や開発の重要拠点になっている、テキサス州オースティンの Apple Campus を使って開催されました。
Claris Platinum Partner meeting
初日の午前は Claris Partner の Platinum レベルが集まるミーティングに参加しました。場所は Apple Austin Campus 。社内外の研修が多く行われる拠点のようです。
いろんな発表は夕方からのオープニングキーノートで一斉発表されるので、この場所ではCEOや全ての幹部と、限られたパートナー間の生のディスカッションが中心。内容はNDAなのですみません。
建物は長方形のビルではなく、カーブを描く曲線で作られています。この半円をつなぎ合わせると Apple Park のような円になるのかどうかはわかりません。
https://maps.app.goo.gl/ZPvSxJoQaMW93imp6
Claris opening keynote
さて午後はオープニングキーノートの会場 Apple Parmer Lane Campus へ移動。
オープニングキーノートも参加者間のみの NDA です、すみません。大きな変更や新機能などがたくさん発表され、いろいろ忙しくなるぞと感じました。
Keynote after-party and reception
またその後アフターパーティーレセプションに流れる。
今回は Apple Parmer Lane Campus の中にある Apple Caffe Macs で行われました。
他の開発者ブログを読んで後でしったのですが、料理はすべてオーガニック食品を使った手が込んだものだったようです。紙皿とプラスチックフォークだと高級感はゼロでしたが。
アメリカらしく? DJ が「こんな音量じゃ隣の人にも声を張らないと会話できないじゃないか」というぐらいの爆音で音楽を鳴らしていました。ここはやっぱり日本じゃないですね。
個人的な感想
オースチンという広大な土地を贅沢にかつ機能的な大きさの綺麗な Apple オフィスの中に入れたことは、いい思い出になりました。日本の Apple オフィスで使われている家具や内装もほとんど同じで、 Made in Japan の代表的な木製椅子も多くあってうれしくなりました。
Claris は Apple との協業をますます強化していくことは開催場所より明らかで、強く印象付けたいことが感じ取られます。
製品開発がスピード感をもってアジャイル開発体制になったことが久しく、 AI の取り込みなども開発中。さらにユーザーやパートナーの声をもとに戦略すら柔軟に取り入れ変更していくスピード感も、上がってきているなという印象でした。これからの Claris はやっぱり楽しみだし期待するばかりです。
Claris Engage 2024 参加レポート は二日目、最終日も書く予定ですのでご期待ください。