Devconへ行こう 復路編

Devconへ行こう シリーズの第6編、最終編です。

ホテルから空港へ

計画

飛行機の出発時刻とは飛行機が動き出す(プッシュバック)の時間です。
海外では出発10分前に搭乗口に行っても乗せてくれないことが多いようです。
セキュリティーチェックなど長蛇の列になっている可能性もあります。
またユナイテッドの国内線チェックインは、出発の45分前に受付が締め切りだったりします。

空港到着は飛行機の出発時刻2時間前を最低でも、日中の便ならそれ以上の余裕をもって計画しましょう。

タクシーの予約

早朝であれば、前日にホテルのフロントへタクシーの予約を入れておくといいです。

UberLyftの時間指定予約は今年試してみようと思っています。
しかしUberLyftはドライバーで当たり外れがあり、5回に1回は計画通りにいきません。
特に空港に行くときは、車が小さく荷物が載らなかったり、
ドライバーが一般車専用レーンへの入り方やUberLyft専用の降り場など知らないため、
空港は見えているのにいつまでたっても降りられないということもありました。

時間に余裕を持って空港に向かいましょう。

チェックイン(搭乗手続き)

最近ではWebチェックインなど自動的にチェックインになることがありますが、
預け入れ荷物などあると思いますので、各航空会社のチェックインカウンターに向かい、
搭乗手続きをします。

コードシェア(共同運行)便の場合のチェックインカウンター

コードシェア(共同運行)便は、実際に飛ぶ飛行機が別の航空会社になります。
行くべきチェックインカウンターは、実際に運行する航空会社のチェックインカウンターになります。

キオスク端末

従来からの人間の対面によるチェックイン方法もありますが、
最近ではチェックインカウンター前にキオスク端末があってそちらでチェックインするのが楽です。
端末の表示のデフォルトは英語ですが、言語切替で日本語にできることが多いです。
手順はさほど難しくありません。
ユナイテッド航空のチェックイン方法と荷物制限は?【画像付きで詳しく解説!】

預け入れ荷物

キオスク端末からでてきたタグを貼り付け、
もし荷物預け入れ専用のカウンターがあれば行列も少ないのでそちらに向かいます。
なければ結局チェックインカウンターに向かうしかありません。

最初の空港から乗る飛行機が日本への直行便ではなく、
アメリカ国内線に乗って他の空港で日本直行便に乗り継ぎして帰る場合が多いと思います。
同じアライアンスグループの乗り継ぎであれば、
手荷物は最初の出発地から日本までスルーで届くのがほとんどです。
発券された搭乗券や預け入れ荷物に貼り付けるタグがどの空港の分までついているか確認しましょう。

気になる場合は下記を参考に聞いてみてください。
Will my baggage go straight through to the final destination?
荷物は最終目的地までそのまま届きますか。
Where do I need to pick up my baggage?
荷物はどこで受け取ればいいですか。

セキュリティーチェック(手荷物検査場)

搭乗券を発券し、預け入れ荷物を預けたら、セキュリティーチェック(手荷物検査場)に向かいます。

セキュリティーチェックはアメリカでは国内線・国際線の区別はありません。
アメリカでは出国審査もなく、出国に際して書類もありません。
セキュリティーチェックを通過すれば、搭乗口に向かうだけです。
セキュリティチェックだけなので「あれこのまま飛行機に乗っていいんだっけ?」と最初はビビリましたが大丈夫です。

免税店と商品の受け取り

アメリカの出発エリアは国内線も国際線も一緒なので、
セキュリティーチェック後のエリアでも Duty Free 対応と非対応のお店が混在してます。

市内のDuty Freeで購入したものはもちろん、
空港内のDuty Free対応のショップで購入してもその場で商品を受け取ることはできません。

搭乗ゲート前か、搭乗ゲートを通過して飛行機に乗り込むボーディングブリッジで受け取ることもあります。

レシートや引換券はなくさず、また受け取ることも忘れずに。

搭乗

搭乗口へは30分前までには行きましょう。一般的には45分前みたいです。
日本の航空会社のように待ってくれたり呼び出しなどありません。
出発10分前に搭乗口に行っても乗せてくれないことが多いようです。

アメリカ国内の乗り継ぎ

乗り継ぎの場合、同じアライアンスグループで、かつ次の航空券も発券済みであれば、
基本的に預け入れ荷物を経由空港で受け取りにいかなくても大丈夫です。
日本の最初の到着地まで届けてくれます。

アメリカでは国内線・国際線の区別がないので、そのまま次の搭乗口へ向かえば大丈夫です。

コードシェア便のラウンジ利用

日本航空 JAL では同じワンワールド アライアンスチームであるアメリカン航空、
全日空 ANA ではスターアライアンスチームであるユナイテッド航空と、
アメリカの国内線ではコードシェア(共同運行)便を飛ばして接続を強化しています。
要は JAL や ANA から日本ーアメリカとアメリカ国内線を一括で購入して、
アメリカ国内線でも預け入れ荷物のスルーやラウンジの利用などできるようになっています。

最近日本航空はアメリカやカナダでワンワールドアライアンスチームではない、
ハワイアン航空、アラスカ航空、ジェットブルー航空、ウェストジェット航空などと
コードシェア便を飛ばしていて、
シアトル、ニューヨーク、カナダ乗り継ぎなどが便利になっています。

日本航空や全日空の上級会員がエコノミークラスに搭乗できるラウンジを利用するとき、
同じアライアンスチームではないコードシェア便を利用するときは注意が必要です。

日本航空 会員ステイタス別コードシェア便サービス一覧
全日空 スター アライアンスに加盟していない提携航空会社運航便にご搭乗の際の空港サービス

ここまでの流れを再確認

航空会社からかなり詳しく解説されていますので一度ご覧になると良いでしょう。

日本航空 空港情報
全日空 空港ガイド

日本到着

到着、検疫検査、入国審査、預け入れ荷物受け取り、税関、帰国の順になります。

入国審査では、往路編でも書いたとおり顔認証ゲートがおすすめです。

預け入れ荷物は、たとえこの後日本国内の乗り継ぎがあったとしても、
必ず日本に最初の到着空港で受け取る必要があります。

税関には「携帯品・別送品申告書」を渡します。
この紙は飛行機が日本到着の1時間ほど前にCAさんが配りますし、
もちろん税関のエリアのあちこちにあります。
日本航空 携帯品・別送品申告書

ご意見

連載は以上で完結です。

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